fu-kin
日本歌曲の研究・解釈・伴奏(ピアノ・オルガン)の第一人者として活動する塚田佳男先生が、藤居本家(滋賀県愛知郡愛荘町長野)に寄贈した、明治36年(1903年)製造と推定されるヤマハ製オルガン。藤居本家の了解のもとに、NPO法人ひこね文化デザインフォーラムの協力により「納屋七」に移し、必要な修理と定期的な保守を行うとともに、リードオルガンを生かしたまちづくりに活用することとなりました。
平成から令和へ。新しい時代を迎えるなかで、明治時代に製造され大切に受け継がれてきたリードオルガンの音色が、音楽を愛する多くの人々の理解と協力によって、城下町彦根のまちなかに響き続けることを願い結成されたヴォーカルアンサンブルfu-kinは、白谷仁子・原田泰彦・神澤智香・竹中直美・岡崎雄子・石田和美・澤村優子の7人で構成されています。
メンバーはリードオルガンのメンテナンスを兼ね、定期的にオルガンに風を通す(弾く)作業もしています。